ANAプレミアムポイントの貯め方|計算式とステータス到達目安

ANAのステータス修行を考え始めると、多くの人が最初につまずくのが「プレミアムポイント」という耳慣れない仕組みです。この記事では、ANAプレミアムポイントの貯め方と仕組みを2026年7月時点のANA公式サイトの情報をもとに整理し、ステータス到達に必要なポイントの目安まで具体的に解説します。マイルとの違いが分かれば、ムダのない貯め方が見えてきます。

あいちゃん
あいちゃん
ANAのステータスを目指し始めたんですけど、プレミアムポイントってマイルと同じものだと思ってました…調べても仕組みがよく分からなくて。
実はプレミアムポイントはマイルとは完全に別物で、貯め方にもコツがあるんです。今回はANA公式の情報をもとに、計算の仕組みからステータス到達の目安、効率的な貯め方まで順番に整理しますね。
dogarse
dogarse

今回の記事の内容

  • プレミアムポイントとマイルの違い
  • プレミアムポイントの計算方法とステータス到達の目安
  • 効率的な貯め方と押さえておきたい注意点

ANAプレミアムポイント(PP)とは?マイルとの違いを整理

ANAプレミアムポイントとマイルの違いを示すシンプルな図解イメージ

プレミアムポイント(PP)とは、1年間(1月〜12月)にご利用いただいたANAグループ運航便(ANA・エアージャパン・ANAウイングス)、スターアライアンス加盟航空会社、およびスターアライアンス コネクティングパートナー運航便のご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月〜12月に獲得したプレミアムポイント数が、翌年度のプレミアムメンバーステイタス(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドサービス)獲得条件の1つになります。マイルとプレミアムポイントの数字上の違いをより詳しく知りたい方はANAマイルとプレミアムポイントの違いを徹底解説の記事もあわせてご覧ください。

マイルとの交換・合算はできない

プレミアムポイントとマイルは、同じフライトから同時に積算されることはあっても、両者を交換したり合算したりすることはできません。マイルは「特典航空券などに使うための通貨」、プレミアムポイントは「ステータスの資格を測るための指標」と役割が分かれていると考えるとイメージしやすくなります。

有効期間は1年(1月〜12月)で翌年に持ち越せない

プレミアムポイントは年間(1月〜12月)で積算され、翌年へ繰り越すことはできません。1年ごとにゼロからカウントし直しになるため、いわゆる「ステータス修行」は毎年の恒例行事になりがちです。なお、翌年度のステイタスが確定する12月末日より早く必要なポイントに到達した場合は、翌年3月末まで各ステイタスの事前サービスを利用できます。

対象になる搭乗はANAグループ便とスターアライアンス便が中心

積算の対象になるのは、国内線ではANAグループ運航便およびANA便名のコードシェア便、国際線ではANAグループ運航便・スターアライアンス加盟航空会社運航便・スターアライアンス コネクティングパートナー運航便です。スターアライアンスに加盟していない提携航空会社が運航するコードシェア便や、提携他社のマイレージプログラムに登録した搭乗実績は、プレミアムポイントの積算対象外になる点に注意が必要です。

ANAプレミアムポイントの計算方法(仕組み)

プレミアムポイントの計算式を要素ごとに分解した図解イメージ

ANA公式サイトによると、プレミアムポイントは通常積算されるフライトマイルとは別に、「区間基本マイレージ×予約クラス・運賃種別ごとの積算率×路線倍率」に「搭乗ポイント」を加算して計算されます。要素ごとに見ていきましょう。

区間基本マイレージ(距離)

搭乗区間ごとに定められたマイル数のことです。キャンペーンなどの各種ボーナスマイルは対象外で、区間の基本マイレージのみが計算の土台になります。

予約クラス・運賃種別ごとの積算率

同じ区間でも、予約クラス(ブッキングクラス)や運賃種別によって積算される比率が変わります。一般に、割引率の大きい格安運賃ほど積算率は低く、フレックス運賃など自由度の高い運賃ほど積算率は高くなる傾向があります。

路線倍率(国内線2倍・国際線1〜1.5倍)

2020年3月16日搭乗分から適用されている現行ルールでは、路線倍率は国内線が2倍、ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア・ウラジオストク路線が1.5倍、それ以外の国際線・スターアライアンス便が1倍です。同じ距離でも国内線のほうがプレミアムポイントを効率よく積み上げやすい仕組みになっています。

搭乗ポイント(クラス・運賃で加算)

搭乗クラスや運賃によって進呈されるポイントです。2026年5月19日以降の搭乗分では、国内線の場合フレックスやBizなど上位運賃で400ポイント、スタンダード運賃で200ポイント、シンプル運賃で100ポイントが目安となり、島民割引やセール運賃などの一部運賃は対象外(0ポイント)です。国際線も座席クラス・予約クラスに応じて0〜400ポイントの幅で加算されます。運賃体系は変更されることがあるため、正確な数値はANA公式サイトの「プレミアムポイントシミュレーション」で搭乗条件を入力して確認するのが確実です。

ステータス獲得に必要なプレミアムポイントの目安

ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドの年間プレミアムポイント目安を示す比較表イメージ

飛行機の利用のみでステイタスを獲得する場合、年間で必要なプレミアムポイントの目安は次のとおりです(2026年7月時点のANA公式情報)。

ステイタス 年間プレミアムポイント(合計) うちANAグループ運航便利用分
ブロンズサービス 30,000 15,000以上
プラチナサービス 50,000 25,000以上
ダイヤモンドサービス 100,000 50,000以上

ANAゴールドカードやANAカード プレミアムを保有している場合の条件緩和や、フライト実績が少ない方向けの「ライフソリューションサービス利用」を併用するルートなど、公式サイトには細かい例外条件も用意されています。ステータス獲得条件の全体像はANAマイルステータス取得条件と全特典を解説の記事でも整理しているので、あわせて確認してみてください。また、上級会員がある程度の期間ステイタスを維持すると申し込める「ANAカードSFC(スーパーフライヤーズカード)」という上級カードもあり、詳しい取得条件はANAカードSFCとは?スーパーフライヤーズカード取得条件と価値の記事で解説しています。

ANAプレミアムポイントを効率的に貯める方法

効率的なプレミアムポイントの貯め方のコツを示す手順イメージ

計算の仕組みが分かると、闇雲に飛行機に乗るよりも効率のよい貯め方が見えてきます。ここでは押さえておきたいポイントを整理します。

積算率の高い予約クラス・運賃を選ぶ

同じ区間でも、格安運賃より積算率の高い運賃のほうがプレミアムポイントは多く積み上がります。搭乗ポイントも上位運賃ほど高く設定されているため、単純な運賃の安さだけでなく「1円あたり何ポイント貯まるか」で比較する視点が有効です。

路線倍率2倍の国内線を組み合わせる

路線倍率が国内線2倍・国際線1〜1.5倍という差があるため、距離あたりのプレミアムポイント効率は国内線のほうが高くなりやすい構造です。出張や帰省で国内線に乗る機会がある方は、意識的にANAグループ便を選ぶだけでも積み上げペースが変わります。

フライトが少ない年はライフソリューションサービスの併用を検討する

出張が減った年など、飛行機の利用だけでステイタス獲得ラインに届きにくい場合は、ANAカード・ANA Payの決済額なども加味されるライフソリューションサービス利用のルートが用意されています。条件は毎年見直される可能性があるため、その年のANA公式サイトの最新情報を必ず確認してください。

■ ここがポイント

プレミアムポイントは「距離×積算率×路線倍率+搭乗ポイント」で決まるため、同じ予算でも運賃・路線の選び方次第で貯まるスピードが変わります。安さだけでなく積算効率も見て航空券を選ぶのがコツです。

プレミアムポイントを貯める際の注意点とこれからの見通し

プレミアムポイントを貯める際の注意点を示す警告アイコン付きイメージ

プレミアムポイントを貯めるうえでは、メリットだけでなく次のような点も押さえておく必要があります。

まず、プレミアムポイントは毎年1月〜12月でリセットされるため、一度ステイタスを獲得しても翌年また同じ水準まで積み上げ直す必要があります。いわゆる「ステータス修行」が毎年の負担になりやすい点は、始める前に理解しておきたいところです。次に、積算率の低い格安運賃を選ぶと搭乗回数のわりにプレミアムポイントが伸びにくく、結果的に「安いチケットで頑張って修行したのに思ったより貯まらない」という状態になりがちです。ポイント効率と支出のバランスを事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

⚠ 注意

搭乗ポイントのルールは2026年5月19日搭乗分から改定されているように、プレミアムポイント関連の制度は年ごとに見直されることがあります。本記事の数値は2026年7月時点のANA公式サイトの内容にもとづくため、実際に修行計画を立てる際は必ず公式サイトの最新情報をあわせてご確認ください。

今後については、各航空会社のロイヤルティプログラムが単純な搭乗距離ではなく「運賃(利用金額)」を重視する方向にシフトする傾向が続くと見られており、ANAのプレミアムポイントも積算率や搭乗ポイントの基準が今後さらに調整される可能性があります。制度が変わるたびに「もっと効率のよい貯め方」が生まれる分野でもあるため、修行計画を立てる際は毎年最新のルールをチェックする習慣をつけておくと安心です。

まとめ

ANAプレミアムポイントの貯め方まとめを示すチェックリスト風イメージ

ANAプレミアムポイントは、マイルとは別に1年間の搭乗実績に応じて積算される、ステイタス獲得のためのポイントです。計算式や路線倍率、搭乗ポイントの仕組みを理解しておくことで、同じ予算でもより効率的にステイタス獲得を目指せます。

この記事のまとめ

  • プレミアムポイントはマイルと交換・合算できず、1月〜12月の年間積算で翌年に持ち越せない
  • 計算式は「区間基本マイレージ×積算率×路線倍率+搭乗ポイント」で、国内線は路線倍率2倍と効率がよい
  • ステイタス獲得の目安はブロンズ30,000・プラチナ50,000・ダイヤモンド100,000で、最新条件は公式サイトで要確認

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