WordPress開設後の初期設定完全ガイド【チェックリスト付き】

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WordPress開設後の初期設定は、記事を書き始める前に必ず済ませておきたい土台づくりです。テーマ・お問い合わせフォーム・Google連携と、やることが多く見えて手が止まりがちですが、優先度の高い順に進めれば迷いません。この記事では、開設直後にやるべき初期設定をチェックリスト化し、一つずつ手順を解説します。
WordPressの開設は終わったんだけど、次に何をすればいいのか分からなくて…。テーマとかプラグインとか、やることが多すぎない?
実は、最初に押さえるべき設定は「テーマ」「問い合わせ窓口」「Google連携」の3つが柱なんです。優先度付きのチェックリストに沿って進めれば、順番に迷わず整えられますよ。
今回の記事の内容
- WordPress開設後にやるべき初期設定の優先度付きチェックリスト
- Cocoonの子テーマ(Cocoon Child)を必ず有効化すべき理由と手順
- お問い合わせフォームを4ステップで設置する方法
- Site Kit by GoogleでGoogle連携をまとめて済ませる方法
- プラグインを入れすぎないための選び方の観点
※本記事で説明する管理画面の手順・名称は2026年7月時点のものです。WordPressやプラグインの更新により、画面・名称は変更されることがあります。実際の画面と異なる場合は、各公式サイトの最新情報を確認してください。
WordPress開設後の初期設定チェックリスト【優先度付き】

結論から言うと、開設直後にやるべき初期設定は次の6項目です。上から順に進めれば、記事を書き始める準備が整います。まだブログ自体を開設していない方は、ブログの始め方はこちらの記事で解説しています。
| 優先度 | 設定項目 | 目的 | 解説場所 |
|---|---|---|---|
| 高 | パーマリンク設定 | 記事URLの形式を最初に固定する | 本章 |
| 高 | テーマ設定(子テーマの有効化) | アップデートでカスタマイズが消えるのを防ぐ | 次章 |
| 高 | お問い合わせフォームの設置 | 読者・仕事の窓口をつくる(広告審査でも重要) | 3章 |
| 中 | Google連携(Site Kit) | アクセス解析・検索データの取得を始める | 4章 |
| 中 | 最低限のプラグイン整備 | セキュリティ・バックアップの確保 | 5章 |
| 中 | サンプルコンテンツの整理 | 初期投稿・固定ページを削除して体裁を整える | 本章 |
パーマリンクは最初に決める
優先度が最も高いのはパーマリンク(記事URLの形式)の設定です。理由は、後から変更すると公開済み記事のURLがすべて変わってしまい、検索エンジンからの評価やSNSでのシェアがリセットされるリスクがあるからです。管理画面の「設定」から「パーマリンク」を開き、「投稿名」を選んでおくと、記事ごとに分かりやすい英語のURLを設定できます。記事を1本でも公開する前に済ませておきましょう。
サンプルコンテンツは削除しておく
WordPressをインストールした直後は、「Hello world!」というサンプル投稿やサンプル固定ページが入っています。読者に見せる内容ではないため、初期設定の段階でゴミ箱に入れておきましょう。WordPress本体の機能や基本的な使い方は、WordPress日本語公式サイトのドキュメントでも確認できます。
テーマ設定:Cocoonは子テーマ(Cocoon Child)を有効化する

無料テーマとして広く使われているCocoon(公式サイト)を導入すると、「Cocoon」と「Cocoon Child」の2つのテーマが並び、どちらを有効化すべきか迷う方が多いです。結論は「Cocoon Child(子テーマ)を有効化する」が正解です。これはCocoonに限らず、子テーマが用意されているテーマ全般に共通する考え方です。
親テーマと子テーマの違い
親テーマ(Cocoon)はテーマの本体で、サイトを動かす機能・デザイン・SEO関連の設定などがすべて詰まっています。開発者によって頻繁にアップデートされ、常に最新の状態に保たれます。一方の子テーマ(Cocoon Child)は、本体の設定を引き継ぎつつ、自分専用のカスタマイズを保存するための場所です。中身はほぼ空ですが、「ここに書いた内容は本体より優先する」という役割を持っています。なお、当ブログ自体は「SIMPLE DAYS」というテーマを使っていますが、無料テーマでこれから始めるならCocoonが定番の選択肢です。
子テーマを有効化すべき理由
最大の理由は、テーマのアップデートでカスタマイズが消えるのを防ぐためです。親テーマを直接書き換えてデザインを調整していた場合、テーマが更新されると古いファイルは新しいファイルに丸ごと置き換わり、書き加えたコードはすべて消えてしまいます。子テーマを有効化していれば、アップデートされるのは親テーマだけなので、自分のカスタマイズは上書きされずに残り続けます。開設直後はカスタマイズの予定がなくても、後から必ず触りたくなるものです。最初から子テーマを有効化しておくのが安全です。
導入時の2つの注意点
1つ目は、親テーマと子テーマの両方をインストールすることです。子テーマは親テーマのデータがないと動きません。管理画面の「外観」の「テーマ」に、必ず両方が入っている状態にしてください。2つ目は、有効化するのは子テーマだけにすることです。親テーマはインストールされているだけで問題ありません。逆に、有効化していないからといって親テーマを削除すると子テーマが動作しなくなるので、削除は厳禁です。
お問い合わせフォームを4ステップで設置する

お問い合わせフォームは、読者や仕事の依頼主とつながる窓口であると同時に、Google AdSenseなどの広告審査でサイトの信頼性を判断する材料にもなると言われる重要ページです。ここでは、利用者が多い定番プラグインの一つであるContact Form 7を例に、設置の流れを4ステップで解説します。他のフォームプラグインを使う場合も、大まかな流れは同じです。
ステップ1:プラグインをインストールして有効化する
管理画面の「プラグイン」から「新規追加」を開き、検索窓に「Contact Form 7」と入力します。表示されたら「今すぐインストール」をクリックし、完了後に必ず「有効化」ボタンを押してください。有効化を忘れるとメニューに項目が出てこないので注意しましょう。
ステップ2:フォームの項目を編集する
有効化すると、管理画面のメニューに「お問い合わせ」という項目が追加されます。最初から用意されているフォームを開くと、「氏名・メールアドレス・題名・メッセージ」の基本項目が揃っています。個人ブログならこのままで十分です。項目を追加したい場合は、編集画面上部のボタンから専用のタグを挿入できます。
ステップ3:通知メールと自動返信を設定する
「メール」タブを開き、送信先に自分のメールアドレスが正しく入力されているかを確認します。あわせて「メール(2)を使用」にチェックを入れると、問い合わせをくれた相手に「受け付けました」という自動返信メールを送れるようになり、読者の安心感につながります。
ステップ4:固定ページに設置して公開する
フォーム編集画面に表示されるショートコードをコピーし、「固定ページ」の「新規追加」で「お問い合わせ」というページを作成して、本文に貼り付けて公開すれば完成です。公開後は必ず自分でテスト送信を行い、通知メールと自動返信の両方が届くか確認しましょう。スパム対策として、後日reCAPTCHAとの連携を検討するのもおすすめです。
Site Kit by GoogleでGoogle連携をまとめて済ませる

ブログを育てるには、アクセス状況や検索キーワードのデータが欠かせません。Googleが公式に提供するプラグイン「Site Kit by Google」を使うと、複数のGoogleサービスとの連携を管理画面からまとめて設定でき、コードを触る必要がありません。
まずはアナリティクスとサーチコンソール
土台となるのは、アクセス解析のGoogleアナリティクス(GA4)と、検索データを確認できるGoogle Search Consoleの2つです。Site Kitの初期セットアップでGoogleアカウントと接続すれば、この2つは画面の案内に沿って連携できます。GA4の詳しい設定手順はWordPressにGA4を設定する方法の記事で解説しています。Search Consoleの活用方法はGoogle Search Console完全攻略ガイドで詳しく解説しています。
次に連携したい3つのサービス
基本の連携が終わったら、次の3つを検討しましょう。1つ目はPageSpeed Insightsです。ブログの表示速度を測定するツールで、連携するとサイトの速度スコアと改善のヒントを管理画面内で確認できます。表示が遅いと読者の離脱や検索順位への悪影響につながるため、ブログの健康診断として活用できます。
2つ目はGoogle AdSenseです。広告を表示して収益を得るサービスで、通常は広告コードをテーマに貼り付ける必要がありますが、Site Kit経由なら画面操作だけでコードの設置が完了します。審査の通過方法や設定の詳細はGoogle AdSenseの設定から収益化までの完全ガイドで解説しています。
3つ目はGoogle Tag Managerです。計測用のコード(タグ)をまとめて管理できるツールで、「ボタンが何回クリックされたか」といった詳細な分析をしたくなったときに役立ちます。開設直後の必須項目ではないので、優先度は低めで問題ありません。
追加連携の手順
追加のサービス連携は、管理画面のSite Kitメニューから設定画面を開き、「他のサービスに接続」にあたるタブから各サービスのセットアップを進めるだけです(画面・名称は変更されることがあります)。まずはPageSpeed Insightsを連携して、自分のサイトの現状スコアを確認してみるのがおすすめです。
プラグインは入れすぎない:選び方の観点表

初期設定でつまずきやすいのが「プラグインを何個入れればいいのか」という問題です。結論から言うと、必要な機能カテゴリを先に決めて、カテゴリごとに1つずつ選ぶのが正解です。特定のプラグイン名から入るのではなく、次の観点表で「自分のブログに必要な機能」を整理してから選びましょう。
| 機能カテゴリ | 必要度の目安 | 選ぶときの観点 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| お問い合わせフォーム | 必須級 | 設定の簡単さ・利用者の多さ | スパム対策の追加設定を忘れない |
| バックアップ | 必須級 | 自動バックアップの有無・復元のしやすさ | サーバー側のバックアップ機能と役割を整理する |
| セキュリティ | 必須級 | ログイン保護の機能・更新が続いているか | 複数入れると競合しやすい |
| SEO支援 | 推奨 | テーマのSEO機能と重複しないか | Cocoonなど機能豊富なテーマでは不要な場合もある |
| 高速化・キャッシュ | 様子見 | サーバー標準の高速化機能との相性 | 競合すると表示崩れの原因になりやすい |
| 目次・デザイン装飾 | 様子見 | テーマ標準機能で代替できないか | テーマ機能を優先し、足りない分だけ補う |
プラグインを入れすぎるリスク
プラグインは便利な反面、増やすほどサイトの表示速度が低下し、プラグイン同士の競合による不具合も起きやすくなります。また、更新が止まったプラグインを放置すると、セキュリティ上の弱点になる恐れがあります。「なんとなく便利そう」で追加するのではなく、目的が明確なものだけを入れ、使っていないものは削除する習慣をつけましょう。
テーマの機能と重複させない
Cocoonのような多機能テーマには、目次の自動生成・SEO関連の設定・高速化などの機能が最初から組み込まれています。同じ機能のプラグインを重ねて入れると、効果がないどころか競合の原因になります。プラグインを追加する前に、まず使っているテーマに同じ機能がないかを確認するのが鉄則です。
まとめ

WordPress開設後の初期設定は、「パーマリンクとサンプル整理」「子テーマの有効化」「お問い合わせフォームの設置」「Site Kit by GoogleによるGoogle連携」「最低限のプラグイン整備」の順に進めれば迷いません。特に、パーマリンクと子テーマの2つは後から直すのが大変なので、記事を書き始める前に必ず済ませておきましょう。
初期設定はブログの収益にも読者にも直接は見えない作業ですが、ここを丁寧に整えておくことで、この先のカスタマイズ・分析・収益化がすべてスムーズになります。まずは自分の管理画面を開いて、チェックリストの上から順に確認するところから始めてみてください。