冬の能登半島・輪島市を一人観光|人が少なくて最高&ANAマイルでの行き方

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年末の3連休を、帰省もできないまま東京の部屋で終わらせるのは、もったいないと感じていました。

この記事を読めば、冬の輪島を一人で1日かけて回る順番と、ANAマイルで能登へ行く考え方がわかります。

結論は、午前に朝市と喫茶店、昼は長居できるカフェ、夜は白米千枚田の灯りと温泉、という回り方です。

2019年の年末に、私が実際に一人で回った記録をもとに書いています。

東京に住む強みは地方空港への直行便があることなので、今のうちに地方を旅しておこうと決めた一人旅でした。

⚠ 注意

この記事は2019年12月、2024年1月の能登半島地震より前に旅した記録です。

輪島市は地震で大きな被害を受けました。紹介する店・宿・バス・イベントが当時と同じ形で続いているとは限らないため、訪れる前に公式情報で最新の状況を確認してください。

冬の輪島を一人で回った1日目のルート

空港に10時に着いてから夜の温泉まで、バスを中心に1日で回ることができました。

当日の流れを、時刻順に表にまとめます。

時刻(当時) 場所 したこと
10:00のと里山空港羽田からの便で到着
10:36のと里山空港輪島駅へ向かうバスに乗車
11時過ぎ輪島駅・輪島朝市終了間際の朝市を歩く
お昼前茶房三丁目ミックスサンドとコーヒー
13時過ぎマリナーズビーフカレーを食べ、約3時間作業
16時以降ゲストハウス 梅の家宿に入れる時刻を待ってチェックイン
18時台白米千枚田バスで往復し、夜の灯りを見て一周
夜輪島KABULET温泉に入り、夕食に黒天丼

振り返ると、時刻の決まった予定から逆算して動いたことが、冬の一人旅を楽にしてくれました。

表の時刻はすべて2019年12月当時のもので、現在の便やバスの時刻とは違う可能性があります。

輪島朝市

提灯が下がる古い町並みの通りを描いた輪島朝市のイメージ

のと里山空港に10時に着きました。

そこから10時36分のバスに乗って、輪島駅へ向かいました。

輪島駅には11時過ぎに着きました。

輪島朝市は当時、朝8時からお昼の12時までと聞いていたので、終わる間際でしたが足を運んでみました。

良い雰囲気の街並みでした。

漆塗りの茶碗や箸がたくさん売られていました。

1万円を超える良い品から、600円から買える物まで、ぴんからきりまで揃っている市場です。

朝市で漆器を見るときの予算の考え方

漆器を見るなら、先に予算を決めておくと迷わずに見て回れます。

当時の朝市で見た価格帯は、次のとおりです。

  • 手頃な物は、600円くらいから買えました
  • 質の良い品には、1万円を超える物も並んでいました
  • 価格の幅が広いので、小物を選ぶのか茶碗を選ぶのかで予算が大きく変わります

私が着いたのは終了間際だったので、品物をじっくり見比べたいなら、もっと早い時間に行く計画をおすすめします。

朝市の開催場所や時間は、地震のあと当時と変わっている可能性があります。

訪れる前に、輪島市の公式サイトなどで最新の案内を確認してください。

能登に来たら海鮮を食べるのが定番でしょうが、私はここで喫茶店に入りました。

茶房三丁目

窓辺のテーブルに飲み物が置かれた喫茶店の店内のイラスト

お洒落な喫茶店でした。

1度目に店の前を通ったとき、女性のお客さんがトーストを食べているのが見えて、気になっていました。

朝市を往復し、帰り道に立ち寄ろうと決めて中に入りました。

入った瞬間、コーヒーの良い香りがしました。

マスターは年配の男性で、少し怖そうな顔をした方でした。

雰囲気があって良い店だと感じました。

店の端では、女性のお客さんがコーヒーを飲みながら本を読んでいました。

まるでドラマのような光景でした。

私もトーストが食べたくてメニューを見ると、コーヒーとトーストとゆで卵のモーニングセットが500円でありました。

最初に見かけたお客さんが食べていたのは、これだなと思いました。

ところが注文すると、12時前の時間帯ではもうモーニングセットは終わっていると言われてしまいました。

もうお昼どきなので仕方ないと諦め、ミックスサンドとブレンドコーヒーを頼みました。

シンプルに美味しいコーヒーでした。

店内では、年末で帰ってきた家族がお店を手伝っていました。

帰省した同級生同士が懐かしい話で盛り上がっていて、ほっこりする空間でした。

お会計は1,050円でしたが、マスターがにっこりしながら「1,000円でいいよ」と50円まけてくれました。

額としては小さくても、なんだか嬉しくなりました。

最初に怖そうだと思ったことを心の中で謝りつつ、翌日もまた来ようと決めました。

翌日はモーニングセットを食べられるよう、8時に行くつもりでした。

モーニングを逃さないための回り方

モーニングが目当てなら、朝市より先に喫茶店へ寄る順番にするのが確実です。

私は昼前に入ったため、500円のモーニングセットを逃してしまいました。

モーニングの提供時間は店ごとに違うので、行く前に店の案内を確認しておくと安心です。

この記事の店の情報と価格は、すべて2019年12月時点のものです。

マリナーズ

海が見える窓辺の席を描いたカフェのマリナーズのイメージ

喫茶店を出たあと、一度ゲストハウスに荷物を置こうとしましたが、16時にならないと開かないようでした。

このとき13時過ぎで、まだ3時間近くありました。

そこで、作業ができそうなカフェを探しました。

近くにあった「マリナーズ」という、こちらもお洒落なカフェに入りました。

先ほどの喫茶店とは雰囲気が変わり、西洋風の建物でした。

ここではランチとして、ビーフカレーを食べました。

カレーを食べながら、イチロー選手を取り上げたテレビ番組の一場面が頭に浮かびました。

2020年もコツコツ頑張ろうと、急に抱負が決まりました。

カレーを食べてから、3時間ほどゆっくりさせてもらいました。

長居するのにカレーだけでは申し訳ないと思い、クリームソーダを追加で頼みました。

普段あまり飲まないクリームソーダも、お洒落な店であえて頼むと美味しく感じました。

子どもの飲み物だと思っていましたが、大人も楽しめる飲み物だと認識が変わりました。

お会計は、こちらも1,050円でした。

ここでは特に何もなく、それが普通だと思います。

ここのマスターも、物静かな方でした。

宿に入るまでの空き時間をどう使うか

宿に入れるまでの空き時間は、長居しやすいカフェを1軒決めておくと無駄になりません。

私の場合、空港に着いたのが10時で宿に入れるのが16時だったので、6時間ほどの空きがありました。

朝市と喫茶店で2時間ほど過ごし、残りをカフェでの作業にあてたことで、時間を持て余さずに済みました。

空き時間の過ごし方で気をつけたいことは、次の3つです。

  • 宿に荷物を預けられるか、何時から入れるかを予約の時点で確認する
  • カフェで長居するなら、途中で追加注文するなど店への気づかいを忘れない
  • パソコン作業をする前提なら、電源の有無は店ごとに違うので充電を済ませておく

ゲストハウス 梅の家

布団が敷かれた和室を描いた古民家ゲストハウスのイメージ

泊まったのは、アゴダで予約したゲストハウスです。

1泊4,500円で泊まることができました。

ゲストハウスとしては、少し高めかもしれません。

ドミトリーと個室の違いを表にまとめます。

項目(2019年12月時点) ドミトリー 個室
1泊の料金3,500円4,500円
部屋相部屋ベッドがあり、鍵をかけられる
水回り共用共用
温泉の無料券宿泊者全員についていた宿泊者全員についていた

施設にもシャワーはありますが、温泉に入れるのは嬉しいところです。

建物は、以前はお寿司屋さんだったと思われます。

お寿司屋さんのカウンター席がフリースペースになり、パソコンを広げて作業できる空間として再利用されていました。

このような古民家は、やはり良いものです。

地方には空き家になっている古民家が多いと思うので、そこに住んだり、まとめて若い人に貸し出したりする事業もやってみたいと考えています。

ゲストハウスが向いている人・向かない人

水回りの共用が気にならず、宿代を抑えて一人で動きたい人には、ゲストハウスが合っています。

泊まってみて感じたデメリットとメリットを、デメリットから順に挙げます。

デメリット

  • 個室でも、水回りは共用だった
  • 16時まで開かず、それまで荷物を置けなかった
  • ゲストハウスとしては、料金が少し高めに感じた

メリット

  • 個室でも1泊4,500円(当時)に収まった
  • 宿泊者全員に温泉の無料券がついていた
  • 元カウンター席のフリースペースで作業ができた

予約サイトの掲載内容や営業の有無は変わることがあるので、泊まる前に最新の情報を確認してください。

白米千枚田

雪景色の段々の地形を描いた冬の白米千枚田のイメージ

輪島駅の窓口の方に千枚田行きのバスを聞くと、18時に出る便なら滞在が20分くらいでちょうどいいと教えてもらい、その便で行きました。

通常は往復960円ですが、駅で買うと往復500円でした。

夜のイルミネーションに力を入れているようでした。

LEDの灯りが幻想的で、とても綺麗でした。

ただ、カップルの多い中を男一人で歩くのは、少し気まずかったです。

それでも気にせずに歩き、ぐるっと一周してきました。

そして18時46分のバスで、無事に戻ってきました。

白米千枚田行きのバス

ここから先は、2019年12月に私が確認した当時の情報です。

輪島駅3番のりば⇆白米千枚田

片道:480円
往復:960円

あぜのきらめき期間中は、往復500円のチケットが販売されていました。

あぜのきらめき期間
2019/10/19~2020/3/15

時刻表

※2019年12月29日の情報

行き帰り
輪島駅前白米千枚田白米千枚田
滞在時間
白米千枚田輪島駅前
7:337:51
7:157:3343分間8:168:34
9:109:2838分間10:0610:24
12:1512:332時間3分間14:3614:54
14:0514:232時間43分間17:0617:24
16:5017:081時間38分間18:4619:04
18:0518:2323分間
19:1519:33

※当時は日曜・祝日が運休だったため、注意が必要でした。

千枚田レストハウス営業時間(当時)
8:30〜17:30
あぜのきらめき期間中は8:30~20:00と営業時間が延長されていました。

夜の千枚田へバスで行くときの注意点

本数が少ないので、帰りの便から逆算して行きの便を決めるのが基本です。

当時の時刻表では、乗る便によって千枚田での滞在時間が23分から2時間43分まで大きく変わりました。

夜の灯りを見るなら、暗くなる時間帯と帰りの最終便の両方を確かめておく必要があります。

私は駅の窓口で相談して便を決めたので、迷わずに済みました。

地震のあと、バスの路線や時刻、灯りのイベントの開催は当時から変わっている可能性があります。

最新の情報は、輪島市やバス会社の公式案内で確認してください。

輪島KABULET(カブーレ)

照明が灯る木造の広い館内を描いた温泉施設のイメージ

バスを降りて、そのまま温泉に向かいました。

通常の入浴料は、当時450円でした。

シャンプーとリンスは別々で、ボディソープも備えてありました。

お湯の温度がちょうどよく、とても気持ち良かったです。

湯船は2つあり、ひとつは内湯、もうひとつは露天風呂でした。

露天風呂のほうが少しだけお湯が熱いのですが、冬は外気が冷たいので、半身浴をしているとずっと入っていられました。

だいたい1時間くらい入っていたと思います。

気持ちよくあがったところで牛乳を飲み、そのまま夜ご飯まで食べてきました。

夜ご飯は黒天丼を食べました。

黒いのは、蕎麦のつゆにつけてあるからです。

味は濃いめですが、ちょうどいい濃さでご飯がすすみました。

冬の輪島を一人で回って分かった注意点

冬の輪島を一人で楽しむ鍵は、時刻の決まった予定に合わせて動くことでした。

私の失敗と、次に気をつけたいことを表にまとめます。

場面 私に起きたこと 次に気をつけること
喫茶店のモーニング昼前に入り、もう終わっていた朝市より先に喫茶店へ寄る
宿のチェックイン16時まで荷物を置けなかった入れる時刻を予約時に確認する
千枚田のバス本数が少なく、便で滞在時間が決まった帰りの便から逆算する
夜の灯りの見物カップルが多く、一人だと少し気まずかった気にせず一周すれば十分楽しめる

人が少ない冬の輪島は、予定の時刻さえ押さえれば、一人でもゆったり回れました。

ANAマイル(特典航空券)で輪島・能登半島へ行くには

空港の大きな窓の外を飛ぶ飛行機を描いたイラスト

今回、私は羽田空港からのと里山空港まで飛行機で移動しました。

この区間は、ANAが運航しています。

現金で航空券を買うだけでなく、貯めたANAマイルを特典航空券に交換すれば、旅費を抑えて能登半島へ行くこともできます。

陸マイラーとしてマイルを貯めている方は、選択肢の一つとして知っておいて損はありません。

出発前に羽田で時間がある方は、羽田の国内線ラウンジの使い方も確認しておくと便利です。

必要マイル数の目安

ANAの国内線特典航空券は、区間の距離とシーズン(レギュラー・ハイなど)によって必要マイル数が変わる仕組みです。

羽田-のと里山空港は国内線の中でも比較的距離が短い区間にあたるため、片道5,000〜9,000マイル程度が目安とされることが多いです。

ただし、これはあくまで目安です。

マイルチャートは改定されることもあるため、予約前に必ずANA公式サイトで最新の特典航空券マイル表を確認してください。

路線ごとの考え方は、特典航空券の必要マイル数の記事でも整理しています。

予約するときに知っておきたいこと

特典航空券は空席連動制のため、年末年始やお盆などの繁忙期は予約枠が埋まりやすくなります。

私が旅した年末の3連休のような時期も人気が高いので、行き先を決めたら早めにANAのウェブサイトで空席状況を確認するのがおすすめです。

また、のと里山空港は2024年1月の能登半島地震の影響で一時運休した時期もありました。

便数や時刻は変わることがあるため、渡航前にのと里山空港の公式サイトやANAで最新の運航情報を確認しておくと安心です。

マイルと現金のどちらで行くか決める手順

マイルを使うかどうかは、同じ日の現金運賃と見比べてから決めるのが確実です。

1

ANA公式サイトで、行きたい日の現金運賃と、特典航空券の空席の両方を調べる。

2

必要マイル数と現金運賃を並べ、手持ちのマイルをここで使う価値があるかを考える。

3

到着便の時刻に合わせて、空港から輪島方面へのバスなど、現地での移動手段の最新情報も確認する。

私の旅では、10時に空港へ着き、10時36分のバスで輪島駅へ向かいました。

到着後の移動まで含めて計画すると、便選びで失敗しにくくなります。

⚠ 注意

必要マイル数はシーズンやマイルチャートの改定によって変わります。数値はあくまで目安のため、予約前に必ずANA公式サイトで最新の情報をご確認ください。

これから輪島へ行く前に確認したいこと

地震で被害を受けた地域を訪ねるので、交通・宿・店の状況を公式情報で確かめてから計画を立てることが前提です。

出発前に確認したい項目を、チェックリストにまとめます。

  • 飛行機:のと里山空港の運航便と時刻
  • 空港からのバス:輪島方面への運行状況と時刻
  • 宿:予約サイトの掲載だけでなく、実際に営業しているか
  • 店と朝市:開催場所と営業時間
  • 観光地:白米千枚田の見学や、灯りのイベントの開催の有無

調べるときは、輪島市や各施設、交通機関の公式の案内を優先しています。

現地は住む方の生活の場でもあるので、案内に従い、立ち入りが制限された場所には入らないよう心がけたいと考えています。

【まとめ】冬の輪島は最高!

地図とノートとカップが並ぶ机を描いた旅のまとめのイメージ

冬の能登半島は空気が澄んでいて、気持ちの良い一人旅になりました。

人が少ない時期だったからこそ、喫茶店のマスターとのやり取りのような小さな出来事が心に残っています。

次回は2〜3万円を準備して、漆塗りの茶碗を買いに来たいと考えています。

訪れる際は最新の状況を確かめたうえで、ぜひ輪島への旅を検討してみてください。

この記事のまとめ

  • ✓ 冬の能登半島・輪島は人が少なく静かに観光できる
  • ✓ 午前は朝市と喫茶店、夜は白米千枚田の灯りと温泉という回り方が一人旅に合っていた
  • ✓ モーニング・宿のチェックイン・バスなど、時刻の決まった予定から逆算して動く
  • ✓ ANAマイルを使った現地への行き方を紹介
  • ✓ 店・交通の情報は2019年12月時点。訪れる前に公式情報で最新の状況を確認する

▶ 次にやること

能登へマイルで行くなら、まず特典航空券に必要なマイル数の目安を確認しましょう。

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執筆者:dogarse(陸マイラー歴10年目)
飛行機にほとんど乗らずに累計20万マイル以上を貯めてきた、自分で実践した記録をもとに書いています。
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