ANAのファミリーマイルの登録の仕方について確認しよう!

「ANAカードファミリーマイルを使えば、家族で貯めたマイルを合わせて特典航空券に交換できると聞いたけれど、誰が対象で、どうやって登録すればいいのか分からない」。そんな声をよく耳にします。
本記事では、ANAカードファミリーマイルの登録資格や対象となる家族の範囲、合算の仕組み、合算したマイルの使い道を、ANA公式の情報をもとに整理してお伝えします。制度は改定されることがあるため、最終的な条件はお申し込みの前に必ずANA公式サイトでご確認ください。
ANAカードファミリーマイルとは何か
ANAカードファミリーマイルは、家族がそれぞれ貯めたマイルを、特典に交換する際に必要なマイル数だけ合算して利用できる、ANAカード会員限定のサービスです。ここでいうANAカードとは、カード券面に「ANA CARD」と記載されたクレジット機能付きのカードを指します。
ポイントは、マイルの残高そのものが一つにまとまるわけではない、という点です。マイルは引き続き会員一人ひとりの口座に貯まっていき、特典航空券などに交換する瞬間に、必要な分だけ家族の口座から自動的に合算される仕組みになっています。
一人ではなかなか特典航空券に届く枚数まで貯まらない場合でも、家族の分を合わせれば早く目標に到達できるのが最大のメリットです。マイルの使い道全体をまず把握したい方は、ANAマイルの使い方を初心者向けに整理した記事もあわせてご覧ください。
登録資格と対象になる家族の範囲

ANA公式によると、対象となるのは日本在住のANAカード本会員と、その本会員と生計を同一にし、同居する配偶者・同性パートナー、および一親等以内の家族です。この条件を満たす最大10名までのマイルを合算して利用できます。
役割は「プライム会員(親会員)」と「ファミリー会員(子会員)」に分かれます。下表に整理しました。なお、以下は2026年7月時点でANA公式サイトに掲載されている内容にもとづくもので、制度は変更される場合があります。最新の条件は必ず公式でご確認ください。
| 区分 | 役割 | 対象になる人 | 登録できる人数 |
|---|---|---|---|
| プライム会員(親会員) | サービスの代表者 | ANAカードをメインカードにしているANAカード本会員 | 1名 |
| ファミリー会員(子会員) | 合算に参加する家族 | 18歳以上はANAカード本会員またはANAカード家族会員/18歳未満および18歳の高校生はANAマイレージクラブ会員 | 最小1名・最大9名 |
ここで注意したいのが、対象になる家族の「関係」です。合算できるのは、プライム会員と生計を同一にし、同居している配偶者・同性パートナー、そして一親等以内(親と子)の家族に限られます。別居している家族や、二親等以上離れた親族(祖父母や孫、兄弟姉妹など)は原則として対象外です。
そのほか、ANA公式では次の点にも注意が呼びかけられています。
- ANAカード<法人用>の会員は参加できません。
- 複数のANAカードファミリーマイルグループに重複して参加することはできません。
- ANAマイレージクラブの登録住所が日本国外の場合は利用できません(国外在住の場合は別途「ANAマイレージクラブ ファミリーアカウントサービス」が用意されています)。
ご自身の家族が対象になるかどうか判断に迷う場合は、自己判断せず、ANA公式のファミリーマイル案内ページで最新の条件を確認することをおすすめします。
登録の流れと必要な手続き

登録手数料は無料です(登録済みの情報を自分の都合で変更・退会する場合は手数料がかかります)。おおまかな流れは次のとおりです。
- 対象となるANAカードに入会する(すでに持っている場合は不要)。
- 代表者となるプライム会員(親会員)1名を決める。
- 合算に参加するファミリー会員(子会員)を決める。
- プライム会員が登録手続きを行う。
- 登録完了を確認する。
手続きの方法は、登録するファミリー会員が持っているカードの種類によって変わります。ここが現行記事の頃と整理が異なる部分なので、ANA公式の説明にそって以下にまとめます。
ファミリー会員がANAカード家族会員(家族カード)の場合は、ANAウェブサイトにログインしてそのまま申し込めます。反映は即時です。一方、ファミリー会員がANAカード本会員、または18歳未満・18歳の高校生のマイレージクラブ会員の場合は、申し込み専用フォームでの手続きが必要で、確認書類の提出も求められます。この場合、登録完了までにおおむね1〜2週間ほどかかります。
専用フォームでの申し込みに必要な確認書類は、マイナンバーカード(資格確認書)のコピー、住民票のコピー、戸籍謄本のコピーのいずれか一つとされています。いずれもプライム会員と登録希望のファミリー会員全員の情報が確認できることが条件で、マイナンバーなど不要な情報はマスキングして提出するよう案内されています。書類の要件は改定されることがあるため、提出前に公式の最新案内を確認してください。
登録が完了すると、合算したマイル数はプライム会員(親会員)の「マイル口座残高」欄に「ANAカードファミリーマイル合算マイル口座残高」として表示されます。ファミリー会員側の残高欄では合算マイル数は表示されず、マイルは引き続き会員一人ひとりの口座に積算される点も、あわせて覚えておくとよいでしょう。
合算したマイルの使い道
ファミリーマイルで合算できるのは、あらゆる特典ではなく、対象として定められた特典に限られます。2026年7月時点でANA公式が案内している対象特典を、使い道のイメージとともに整理しました。制度・交換条件は変更される場合があるため、交換前に公式でご確認ください。
| 使い道 | 内容の目安 | ファミリーマイルの対象 |
|---|---|---|
| ANA国内線特典航空券 | 国内路線の航空券にマイルで交換 | 対象 |
| ANA国際線特典航空券 | 国際線の航空券にマイルで交換 | 対象 |
| 国内線・国際線アップグレード特典 | 上位クラスへの座席アップグレード | 対象 |
| 提携航空会社特典航空券 | スターアライアンスなど提携会社の特典航空券 | 対象 |
| ANA SKY コイン | 航空券やツアー代金に使える電子クーポンに交換 | 対象 |
合算の実際の順序は、特典交換のときにANA側で自動的に処理されます。ANA公式によると、有効期限が近いマイルから優先して合算されるなどの優先順位が定められており、利用者が口座を指定して合算するわけではありません。
使い道のなかでも特に汎用性が高いのがANA SKY コインです。家族で合算したマイルをスカイコインに換えて、航空券やツアーの支払いに充てる使い方については、家族のマイルをスカイコインに交換する方法を整理した記事で詳しく取り上げています。
また、特典航空券そのものを目指す場合は、区間やシーズンによって必要マイル数が変わります。「家族で合わせて何マイル貯めれば交換できるのか」を把握するには、特典航空券の必要マイルをまとめた記事を目安にすると計画が立てやすくなります。
登録前に押さえておきたい注意点
最後に、登録前に確認しておきたいポイントを整理します。いずれも2026年7月時点の公式情報にもとづく内容で、条件は変わる可能性があります。
- 「合算=残高が一つになる」ではない:マイルは各自の口座に貯まり続け、交換時に必要分だけ自動で合算されます。
- 対象の家族に条件がある:生計同一・同居の配偶者や同性パートナー、一親等以内の家族が対象で、最大10名までです。
- 手続き方法はカードの種類で変わる:家族カードならウェブで即時、本会員や未成年のマイレージクラブ会員は専用フォームと確認書類で1〜2週間ほどかかります。
- 変更・退会には手数料がかかる場合がある:登録は無料ですが、後からの変更・退会は手数料が発生することがあります。
- 使える特典は限定されている:特典航空券・アップグレード・提携特典・スカイコインなど、対象特典以外には合算マイルを使えません。
細かな条件や必要書類、手続きの導線は改定されることがあるため、最終的な内容は必ずANA公式のファミリーマイル案内ページで確認してください。参考として、公式ページは以下から確認できます。
まとめ

ANAカードファミリーマイルは、家族がそれぞれ貯めたマイルを特典交換時に合算できる、ANAカード会員向けのサービスです。対象になるのは生計を同一にし同居する配偶者・同性パートナー・一親等以内の家族で、最大10名まで合算できます。
登録は、代表者となるプライム会員を決め、ファミリー会員を登録する流れです。家族カードならウェブで即時、それ以外は専用フォームと確認書類で1〜2週間ほどかかる点を押さえておくとスムーズです。合算したマイルは特典航空券やアップグレード、スカイコインなどに使えます。
制度の条件は改定されることがあるため、実際に手続きする前には必ずANA公式で最新の情報を確認したうえで、家族でマイルを賢く活用していきましょう。