Vポイントとは?ANAマイルへの交換レートはいままでと同じ!
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Vポイントって何?
本記事ではこんな疑問に答えます。
【本記事の内容】
- Vポイントの仕組みについて
- いままでのワールドプレゼントポイントの引き継がれ方
- これからのVポイントの貯まり方
【本記事の信頼性】
この記事を書いている私は陸マイラーとしてマイルを貯め始めて3年経ちました。
その3年間でマイルを20万マイル貯めることができました。
貯めたマイルで、リゾート地のハワイやグアム、東南アジアのタイ、ベトナムやヨーロッパのドイツ、イギリスなどいろんな国へ海外旅行に行ってきました。
そんな私がマイルを貯めるためにメインカードとして使っているのがANAカードのVISAゴールドカードです。
今回は2020年6月1日に、VISAのカードを発行している三井住友カードが提供していたワールドプレゼントポイントがVポイントにリニューアルしました。
そこで何がどう変わったのか詳しく解説していきます。
Vポイントは三井住友カードの新しいポイントプログラム名のこと
Vポイントとは、三井住友カードの新しいポイントプログラム名のことです。
以前は「ワールドプレゼント」という名前でした。
2020年の6月1日にリニューアルしたようです。
ポイントプログラムの仕組みを変えたくて、一緒にサービス名も変えたのでしょうね。
今回リニューアルされて、お得になったのがポイントレートです。
【従来】
税込1,000円お買い物すると、1ワールドプレゼントポイントが貯まる。
1ワールドプレゼントポイントを10ANAマイルに交換できる。
つまり、1,000円お買い物すると、10ANAマイルが貯まる。
【これから】
税込200円お買い物すると、1Vポイントが貯まる。
1Vポイントを2ANAマイルに交換できる。
つまり、200円お買い物すると、2ANAマイルが貯まる。
そして、1,000円お買い物すると、10ANAマイルが貯まる。
ここまで読むと、
と思ったそこのあなたに向けて、具体例をまとめてみました。
なお、三井住友カードのポイントが計算されるのは、毎月の確定した支払い金額に対して1,000円ごとに1ポイントとか、200円ごとに1ポイントとか計算される仕組みです。
お買い物ごとではないのでそこだけ注意してください。
【従来】
今月の確定した金額が税込で1,900円でした。
1,000円で1ポイントなので、1ポイント貯まります。
1ポイントで10ANAマイルになります。
しかし、900円分ポイントはポイントがつきません。
(もったいない。あと、今月100円使っていれば2ポイント貯まったのに。)
【これから】
今月の確定した金額が税込で1,900円でした。
200円で1ポイントなので、9ポイント貯まります。
9ポイントで18ANAマイルになります。
(100円分はポイントはつきません。)
これまでのワールドプレゼントと比較すると、同じ金額を使って端数が900円などの場合に貯まるマイルが多くなります。
最大で毎月8ANAマイルの差が出てきます。
いままで貯めたワールドプレゼントポイントはちゃんとVポイントに引き継がれている
いままで貯めていたワールドプレゼントポイントは2つありました。
- 通常ポイント
- ボーナスポイント
これが今回Vポイントに引き継がれています。
- 通常ポイント → ANAカード合計
- ボーナスポイント → 通常ポイント
通常ポイントは「Vポイント残高 - ANAカード合計」で計算が必要
具体例として私のポイントを見ていきます。
Vポイント残高が19,290P
ANAカード合計が10,280P
新通常ポイントが19,290-10280=9,010P
ANAカード合計が2倍できて、20,560ANAマイルになります。
新通常ポイントは5ポイントで3マイルなので、
9,010÷5×3=5,406ANAマイルとなります。
よって、現時点で20,560+5,406=25,966ANAマイルを持っていることになります。
名前 | ポイント数 | ANAマイル数 |
---|---|---|
Vポイント残高 | 19,290 | 25,966 |
ANAカード合計 | 10,280 | 20,560 |
新通常ポイント | 9,010 | 5,406 |
いやー、まじでわかりにくいですよね。
皆さんの気持ちわかります。
これからリニューアルしたくせにわかりにくVポイントについてわかりやすく解説していきます。
まず、これまでの通常ポイントと、新しくなった通常ポイントが名前が一緒で大変わかりにくいです。
なので、わかりやすいように、
- いままでの通常ポイントを「旧通常ポイント」として、
- リニューアル後のボーナスポイントのことを「新通常ポイント」とします
これまで貯めてきた通常ポイントは、1,000円で1ポイントでした。
そして、Vポイントに引き継ぎされる際は、これまでの通常ポイントに5倍かけています。
5倍かけられたものを「ANAカード合計」と表記されています。
ANAカード合計は、ゴールドカードの場合、手数料を無料で2倍に交換できます。
よって、これまでと還元率は1%で変わらないことがわかります。
旧通常ポイント→5倍→2倍→ANAマイル
次に、これまで貯めてきたボーナスポイントは、1,000円で1ポイントでした。
そして、Vポイントに引き継ぎされる際は、これまでのボーナスポイントに5倍かけています。
5倍かけられたものは特に明記はされていません。
ではどうやって確認するかというと、Vポイント残高からANAカード合計を引いた数字になります。
一番ややこしい所ですが、これまでのボーナスポイントは、リニューアルして通常ポイントという名前で呼ばれているようです。
そして、新通常ポイントは5ポイントで3ANAマイルに交換できます。
よって、これまでと同じように還元率1.3%です。
ボーナスポイント→5倍→5で割る→3倍→ANAマイル
これからは税込200円で2マイル貯めることができる
これからはANAカードで決済すると200円につき、1ポイントが貯まります。
それはANAカード合計のところに加算されていきます。
ANAカード合計のポイントは、2倍でANAマイルに交換ができます。
よって、200円で2マイル貯まる還元率1%のカードとなります。
また、ANAカード合計に貯まっているポイントはいままで通り、3年間の有効期限があります。
いままではリボ払いすることでボーナスマイルを貯めることができたのですが、今後も貯めることができるのか検証してわかり次第まとめていきたいと思います。
【まとめ】Vポイントはほんのちょっとだけお得になってわかりにくくなったサービスのこと
これまで説明してきましたが、リニューアルしたことで改悪されることはよくありますよね。
今回もその1例だと思うしかありませんね。
かろうじて還元率は下がっていないのが救いですね。
ただ、新通常ポイントが貯まるのかどうかによって、還元率が1%か1.3%の違いが発生するので、そこは気になるところです。
今回は以上です。
それではまた!