フライオンポイントの計算方法を徹底解説|ANA上級会員への近道

ANAの上級会員を目指し始めると、必ず耳にするのが「フライオンポイント」という聞き慣れない言葉です。以前は「プレミアムポイント」と呼ばれていた仕組みが名称変更されたもので、マイルとは計算のルールがまったく異なります。この記事では、ANAフライオンポイントの計算方法を、搭乗クラス別の積算率やステータス到達の目安まで具体的に整理します。

あいちゃんあいちゃん

ANAのマイルはたくさん貯めてるのに、なかなかステータスに届かなくて…実はマイルの数とは別に「フライオンポイント」っていう指標があるって知って驚きました。

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そうなんです。フライオンポイントは搭乗のたびに積み上がる仕組みで、マイルとは計算のルールが違います。今回は計算方法を区間ごとに具体的に整理してみましょう。

今回の記事の内容

  • フライオンポイントとプレミアムポイントの違い
  • 搭乗区間・クラス別の計算方法の考え方
  • フライオンポイントで目指せる上級会員資格の目安
  • 効率よく貯める際の注意点とリスク

フライオンポイントとは?プレミアムポイントとの違い

フライオンポイントとはプレミアムポイントとの違いのイメージ

フライオンポイント(Fly On Point、略してFOP)は、ANAが上級会員資格(プレミアムメンバーなど)を判定するために使う指標です。以前は「プレミアムポイント」という名称で呼ばれていた仕組みが名称変更されたもので、対象となる搭乗実績やステータス判定の考え方自体は引き継がれています。プレミアムポイントの計算式や到達目安をより詳しく知りたい場合は、プレミアムポイント解説もあわせて参考にしてください。

■ ここがポイント

フライオンポイントはマイルとは別の指標です。マイルは「貯めて特典航空券などに交換するポイント」、フライオンポイントは「搭乗実績をもとにステータスを判定するためのポイント」と役割が分かれている点をまず押さえておきましょう。

マイルは搭乗以外にもクレジットカード利用や提携サービスの利用で貯められますが、フライオンポイントは基本的に搭乗そのものが積算の土台になります。この違いを理解しておくと、「マイルはたくさんあるのにステータスには届かない」という状態が起きる理由が見えてきます。

特に、年に数回だけ旅行でANAを利用する人と、出張で頻繁にANAに搭乗する人とでは、フライオンポイントの貯まり方に大きな差が出ます。マイル修行のように「まとまった距離を一気に飛ぶ」だけでなく、搭乗するクラスや運賃の選び方によっても積み上がり方が変わってくる点が、フライオンポイントならではの特徴といえます。

フライオンポイントの計算方法をわかりやすく解説

フライオンポイントの計算方法をわかりやすく解説のイメージ

フライオンポイントの計算は、搭乗する区間の基本となるマイレージ(区間基本マイレージ)を土台に、搭乗したクラスや運賃の種類に応じた積算率を掛け合わせる考え方がベースになっています。同じ区間に搭乗しても、選ぶクラスによって積み上がるポイントに差が出る仕組みです。

搭乗クラス別の積算率

一般的に、エコノミークラスよりもプレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスと上位のクラスになるほど積算率が高く設定される傾向があります。同じ距離を飛んでも、上位クラスに搭乗するほうがフライオンポイントを効率的に積み上げられるのは、この積算率の違いによるものです。

ボーナスとして加算されるケース

運賃の種類やキャンペーンによっては、基本の計算式に加えてボーナスのフライオンポイントが加算されることがあります。搭乗のタイミングや利用する運賃によって条件が変わるため、予約時にANAの公式サイトで対象運賃かどうかを確認しておくと計算のズレを防げます。

提携航空会社搭乗分の扱い

ANA便だけでなく、スターアライアンス加盟航空会社の対象運賃に搭乗した場合も、条件を満たせばフライオンポイントの対象になることがあります。海外出張や旅行でANA以外の便を使う機会が多い人は、搭乗前に対象条件を確認しておくと積み上げの計画が立てやすくなります。

計算方法をあらかじめ把握しておくメリットは、「どの区間・どのクラスで搭乗すればステータス到達に近づくか」を逆算できることです。同じ予算でも、運賃の種類や搭乗クラスの選び方次第でフライオンポイントの貯まり方が変わるため、旅行や出張の予定を立てる段階で意識しておくと無駄のない積み上げにつながります。

フライオンポイントで目指せるANA上級会員のステータス

フライオンポイントで目指せるANA上級会員のステータスのイメージ

フライオンポイントは1年間(暦年)の累計で集計され、その年の実績によって翌年のステータスが決まるという点を押さえておく必要があります。年をまたいでポイントが繰り越されるわけではないため、目標のステータスがある場合は年間を通じた搭乗計画が欠かせません。

プレミアムメンバーの位置づけ

一定のフライオンポイントに到達すると、優先チェックインやラウンジ利用などの特典が受けられるプレミアムメンバー資格の対象になります。具体的に必要なポイント数はANA公式サイトで公表されている基準に基づいて判定され、見直しが行われる可能性もあるため、目標を立てる際は必ず最新の公式情報を確認してください。

SFC(スーパーフライヤーズカード)との関係

一定水準以上のステータスに到達し、あわせてANAカードの入会条件を満たすと、生涯にわたって上級会員特典を受けられるSFC(スーパーフライヤーズカード)の申し込み資格が得られます。短期間で集中的に搭乗してSFC取得を目指す進め方は「SFC修行」とも呼ばれ、具体的な達成条件や効率的なルートはSFC修行の記事で詳しく解説しています。

フライオンポイントを効率よく貯める際の注意点とリスク

フライオンポイントを効率よく貯める際の注意点とリスクのイメージ

フライオンポイントを効率よく貯めるうえでは、メリットだけでなく見落としがちな注意点やリスクも把握しておく必要があります。搭乗のたびにポイントが積み上がる仕組みだからこそ、計画性が求められる部分でもあります。「とにかく飛行機に乗ればいい」という発想だけで進めると、費用対効果が悪くなってしまうケースもあるため、事前に全体像を押さえておくことが遠回りを避けるコツです。

集計期間と有効期限に注意

フライオンポイントは暦年(1月〜12月)で集計され、年をまたいで持ち越すことはできません。年末に近づいてから慌てて搭乗を増やそうとしても、予約が取りにくかったり航空券代が割高になったりすることがあるため、早めに年間の搭乗計画を立てておくことをおすすめします。

無理な搭乗計画によるコスト増

ステータス到達を優先するあまり、必要以上の搭乗を詰め込んでしまうと、航空券代や移動時間の負担がかえって大きくなることがあります。フライオンポイントを貯めること自体が目的化しないよう、本来の出張や旅行の予定と無理なく両立できる範囲で計画することが大切です。

制度変更のリスク

プレミアムポイントからフライオンポイントへの名称変更が行われたように、ANAのステータス制度は今後も見直される可能性があります。積算率や必要ポイント数が変更されるケースもあるため、長期的な計画を立てる際は定期的に公式サイトで最新情報を確認する習慣を持っておくと安心です。

⚠ 注意

フライオンポイントの積算率や必要ポイント数は変更される可能性があります。搭乗計画を立てる前に、必ずANA公式サイトで最新の条件をご確認ください。

まとめ

まとめのイメージ

フライオンポイントは、以前のプレミアムポイントから名称が変わったANAの上級会員資格を判定する指標で、マイルとは異なるルールで計算されます。搭乗クラスや運賃の種類による積算率の違い、暦年での集計といった仕組みを理解しておけば、無理のない範囲でステータス到達を目指す計画が立てやすくなります。

この記事のまとめ

  • ✓ フライオンポイントはマイルとは別の、ステータス判定用の指標
  • ✓ 計算は区間ごとの積算率(搭乗クラス・運賃)がベース
  • ✓ 暦年で集計されるため、年間の搭乗計画が重要

執筆者:dogarse(陸マイラー歴10年目)
飛行機にほとんど乗らずに累計20万マイル以上を貯めてきた、自分で実践した記録をもとに書いています。
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